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569話『バジオウの誓い』内容


飛び越えた先に


バジオウは楊端和を抱えたまま、大きな谷を飛び越えた。

犬戎族は谷を越えた事に驚いていたが、同時にもう死んでいるだろうとも思った。

しかし、暗闇の茂みの中でうごめく姿をガン族は見つけていた。

そして、近くにあるという橋から、弱り切った二人を再び追いかけようとする。

楊端和とバジオウは二人並んで茂みで休んでいた。

二人とも満身創痍の状態で、動けずにいたのだ。

そして、楊端和は昔強敵だった部族達との戦いを思い出し、

その中でもバジオウが一番強かったと話した。

端和とバジオウ


リタ山でバジオウとの出会いがなければ、

私は山界の王ではなかったかもしれないと話す。

楊端和は「さっきの誓いとは何だ?」とバジオウに問いかけると、

バジオウは、「私の中で」と答えた。

その場から立ち上がる二人の周りには、犬戎族の大軍が包囲していた。

バジオウは、誓いの事を知りたいなら今度ゆっくり教えます。と話し戦闘態勢を取った。

舜水樹と犬戎王ロゾは楊端和達を後方から追いかけていた。

そこへ、伝者がやってきて二人がサハ渓谷を飛んだ事を伝える。

また逃げられる事を避けるため、舜水樹は騎馬を送るように進言するが、

ロゾはサハ渓谷を飛んだ者が手負い程度で済んでいるいるわけがないと話し、それを笑った。

バジオウの決意


楊端和とバジオウは生きており次々と敵を討っていた。

だが、ガン族は続々と兵士を二人に向かわせ、ついにバジオウも斬られ倒れてしまう。

そして、楊端和も敵に殴られ、捕獲されてしまった。

連れ去られて行く楊端和をバジオウは見ていた。

そして、バジオウは楊端和との誓いを思い出す。

バジオウの誓い、それはかつてバジオウが獣であった時、

バジオウに打ち勝った楊端和が、バジオウを優しく家族に迎え、

バジオウはそこで初めて恐怖と愛を知ったのだ。

だから、バジオウは胸に誓った。この人を命にかえても守り抜くと・・・。

そして、バジオウは最後の力を振り絞り、立ち上がる。

結集の地


楊端和が言っていた結集の地は、

犬戎の城である橑陽城であった。

そして、猿手族は次々と城へと続く

崖を駆け上がっていた。


感想


まずは、バジオウ大丈夫か?

楊端和は足を怪我しているから、本調子ではなさそうなのだけど

バジオウ・・・・完全に腹から大量に出血している感じだね。

こうなるともう馬陽の戦いで、尾倒が死んでしまった時を思い出します。

楊端和とのエピソードも感動したけど、バジオウこれ以上戦って本当に大丈夫なのか?

バジオウは絶対に死なない・・・とは思いつつも、

今の絶望的な状況から楊端和だけが生き残って

バジオウは死んでしまうというようなパターンもあり得る。

橑陽城へ集合というのはなんとなく予想は出来たけど

楊端和達の行方は本当に予想出来ない。

でも、バジオウ死んでほしくないな~


570話予想


後日更新予定