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キングダム 577話では、亜光将軍不在の中、玉鳳隊、飛信隊、亜光軍の活躍で10日目を終える事が出来ました。
しかし、明日以降はうまく行かないとし、明日への戦いが見えないまま会議は終了してしまいました。
そして、その帰り道で信は王翦と王賁の関係の秘密を聞いてしまう事になりました。
ここでは、王翦と王賁の関係と、王翦がなぜ王賁に冷たいのか予想したいと思います。

右翼の将軍は王賁へ?

10日目を戦い抜いた亜光軍


9日目の戦いで馬南慈と尭雲によって討たれた亜光将軍。

亜光将軍は傷を負ったまま気絶しており、10日目の戦いでは天幕で眠っている描写がありました。

つまり、右翼は将不在のまま趙軍の相手をしていたという事になり、

実質的に全体を見ていたのは、王賁や信だったと思います。

その影響か10日目の戦いが終わると、これまでにないほどの疲労感を信が見せていました。

尭雲と一騎討ちをした際には、疲れからか気絶していまう一幕もありましたが、

強敵と戦ったわけでもないのにここまで疲れた様子は珍しいと思います。

将不在の中で、王賁と信の負荷が大きくなっていたのでしょうね。

ただ、亜光将軍が居なくなった、亜光軍も王翦の第一軍の意地と誇りを見せ、

士気を下げずに戦い抜いていました。

明日は持たない秦軍


10日目終了後、秦軍では作戦会議が開かれていました。

そこでは、亜光将軍不在の中戦っているが、

明日以降趙軍の攻撃が激しくなり、亜光軍の士気も持たないと判断して

総大将である王翦将軍へ将交代を願い出た。


しかし、王翦からの返答は現状のまま戦えという報告だけであった。

そして、そのまま秦軍の作戦会議は解散となった。

将交代の話は、飛信隊軍師である河了貂も言っており

明日以降は亜光軍は持たない
と話していた。

亜光軍にも指揮官級の人間が何人か居るとは思うのだが、

王翦の嫡男であり、奢雍の戦いで『3軍同時攻撃』を提案して作戦を成功させた

王賁へ将になって欲しいとの事だった。

王翦と王賁の関係


秦軍の作戦会議の後、信は偶然にも王翦と王賁の関係の噂を聞いてしまう事になります。

王翦からの下知に疑問を持った関常は、王翦と王賁の関係についてこう語った。

ここまでくると一部でだけ 噂されていることが
無視できなくなってくるぞ
賁様も自分で疑われていることに気づいている節もある
王翦様は今でも賁様が
自分の本当の子ではないと疑っている・・・

引用:原泰久 キングダム 第576話 王翦の下知

関常は今回の将交代がなされなかった事が、

王賁が王翦の子供ではないために、王賁を信用していないと言っているのだ。


王翦と王賁

王一族宗本家を継ぐ


王翦と王賁の関係を語る前に、やはり王賁が登場した時に話していた内容を見てみましょう。

ああ お前の大好きなあの王騎の一族
分家の王騎とは違い
王一族の総本家を継ぐ王賁だ!
引用:原泰久 キングダム 17巻 第181話 蟻

初登場時のセリフを見る限り、王賁は秦国六大将軍になった

王騎将軍を意識している
と思われます。

それに、本家と分家の確執があるようにも感じます。

本家よりも分家が出世したという事が何よりも気に入らないという感情にも見えます。

王賁はエリート意識が強く、本家を継ぐ者として大きな責任を持っています。

そして、下僕出身である信を軽視して、こんな事を言っています。

生まれの良さも才能の一つだ
引用:原泰久 キングダム 18巻 第192話 侵略の現実

王賁は、信が下僕出身である事を最初はかなり気にしていましたよね。

それは、自身の生まれの秘密を知っていたからこその言葉だったのかもしれません。

王翦との関係


王翦と王賁の関係性が少し語られたのは、『奢雍の戦い』でしょう。

謄を総大将とした秦軍と呉鳳明と魏火龍の魏軍の戦いで、

秦軍は敵の固い守りに阻まれ、攻めあぐねていました。

そこで、秦軍の王賁が提案した作戦が『3軍同時攻撃

これは、謄が提案していた王翦を援軍に迎えるという作戦を否定するものでした。

これには王賁の私情が入っていたと話していましたが、

王翦の援軍を呼ばなかった事によって、王翦は自分の予想が外れるという結果にもなりました。

王翦にも王賁が関わると先が読めないという事なんでしょうね。

そして、王賁は『三軍同時攻撃』の最中に、魏火龍の一人である紫伯と戦います。

その戦いの最中、玉鳳隊の番陽は昔の王翦と王賁の姿を思い出します。

王翦「違う 基本は右半身中段だ
    槍をやらせるなら 正式な師をつけてやれ番陽」
番陽「ハハ」
ただの気まぐれであったのだろう 王翦様が賁様に
言葉をかけるのはそれほどに珍しかった

引用:原泰久 キングダム 18巻 第192話 侵略の現実

この事があってから王賁は槍の修練が始まり、

秦国一と言えるほどの槍使いとなります。

番陽の話から分かる通り、王翦はそれほど

王賁に気をかける事はなかった
のだ予想できます。

冷たい王翦の態度


三軍同時攻撃』を提案した時にも、王賁は王翦が関わると熱くなる事がわかります。

そして、王翦もどうやら王賁に対してあまり期待していないようにも見えるのです。

右翼での戦いで亜光将軍が敵に攻め入る時にも、

王翦と亜光が考えたとされる策では、

玉鳳隊の編成がされておらず、後方に配置されていました。

これは王賁が王翦を期待していない、つまり576話で語られた

王賁が王翦の本当の子供ではないという事に繋がっているという事でしょうか。

ですが、いつも冷静な王翦が本当の子供ではなかったとして

こんな無謀な策を取るのでしょうか。

やはり、王翦には王翦の軍略があり、兵糧攻めを成功させるために

将を交代させなかったと見るべき
でしょう。

まとめ


亜光将軍不在のため、王翦に将交代の要請を送ったが、その返答は現状のまま戦えという事だった。

この事から玉鳳隊の関常は、王賁は本当に王翦の子供ではないと疑い出していた。

王賁と言えば、分家の王騎将軍とは違い、王一族の総本家を継ぐ者であると話していました。

王賁はエリート意識が高く、かなり生まれも気にしている様子が見られました。

また、王賁が槍を始めたきっかけというのも王翦が王賁に声をかけてから

王賁が槍の修練を始めたからでしたが、番陽の話から

王翦はほとんど王賁と話しをしなかった様子である。

朱海平原の戦いでも王翦は、玉鳳隊を除くような作戦を立て、

王賁もそれに反発していました。

これも、王翦が王賁を本当の子供だと思っていないからと思えますが、

王翦は戦になると冷静な軍略でいつも勝利を収めています。

今回、将を交代しなかったのもなにか王翦の軍略があっての事だと見るべきでしょう。