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578話『明日までに』内容


秦軍の全滅


朱海平原の戦い11日目。

秦軍は11日目も戦い抜く・・・しかし、確実に秦兵は疲れ切っており、

じわじわと秦軍は削られてしまっていた。


趙の陣営では、尭雲と趙峩龍が話をしていた。

そして、秦軍を全力で叩く日は明日だろうと話していた。

秦軍は体力も士気も下がっているが、本当の飢えが始まると

別の闘志が生まれるため、その前に全滅させるのが得策
だと趙峩龍は話す。

右翼の夜


そして、11日目の夜。

秦軍の野営では王翦将軍の元へ次々と右翼からの伝令が届いていた。

もちろん、それは亜光将軍が目覚めないため、

右翼の大将を王賁にして欲しいという願い
であった。

だが、王翦はその訴えに応える事はなかった。

飛信隊の野営では、飛信隊軍師である河了貂が、

趙軍を攻略するため、軍略を考えていた。

しかし、あと1日という限りの中、良い軍略は思いつかない。

もはや軍略がどうこういう問題ではなかったのだ。

王賁の話


そんな中、王賁が飛信隊の隊長 信の元へやってきた。

王賁は信に話しがあってやって来ていた。

二人きりとなった、王賁と信。そして、王賁は現状を話し出す。

兵糧が明日の夜で最後である事、残り2日間で趙軍を撃破せねばならないという事。

さらに、もはや戦術でどうこうなる状況ではないという事。

この戦いの勝利には飛信隊と玉鳳隊の活躍が不可欠であるが、

もはや戦術ではなく、”隊の覚醒”が必要だと話した。

つまり、兵一人一人がさらなる高みへ進化させて、一気に強くする必要があるというのだ。

隊の覚醒


王賁の話を聞いた信は無茶苦茶な話だと言うが、

王賁はそれが出来なければ右翼は明日負けると話した。

王翦からの援軍や指示が来ない今、玉鳳隊と飛信隊の2隊が覚醒して

敵よりも強くなるしか方法はない
のだ。

その後、信と王賁は隊覚醒について考えたが答えは出なかった。

しかし、12日目の戦い直前に二人は隊の覚醒スイッチを入れる事となる。


感想


王翦はなぜにここまで援軍や指示を送らないのだろうか。

ここまで来ると流石に異常な気がするが、もしかしたら王翦や蒙恬の方は

兵糧が十分あるという可能性はないだろうか?

もし、兵糧が秦軍全体で無くなっているのだとしたらもっと蒙恬の方も騒いで

戦いどころの話ではなくなっているはずだ。

右翼に対して兵糧を少なくして、兵士も送らない状況をあえて作っているとしたら

王翦は右翼の軍を強くするため、わざと厳しい戦いにしている可能性がある。

あと、亜光は2日間も眠った状態になっているとの事だけど

2日も起きない状態ってのはかなりヤバい状況な気がする。

次の話で、開戦直前に隊を覚醒させるスイッチを入れるとの事だけど

飛信隊は信がこの戦に勝って絶対に秦国に帰ろうって話をするのかな

そして、玉鳳隊はまた別に秦国の誇りを見せて戦おうとか

そんな感じだろうか・・・。

久しぶりに絶望的な状況で次の話が楽しみすぎますね。


579話予想


後日更新予定