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584話『数十騎』内容


動き出す趙軍


朱海平原 十三日目の戦いが始まって早々

趙峩龍(ちょうがりゅう)自らが動き出し、玉鳳隊右翼を攻撃していた。

趙峩龍の動きに警戒した王賁は番陽へ趙峩龍を抑えるよう指示を出した。

飛信隊と尭雲(ぎょううん)軍の戦いでは、

尭雲が騎馬隊を連れて右へ動き出していた。

飛信隊も警戒を強めていた時、中央の馬南慈軍の後ろに居た

岳嬰(がくえい)兵が飛信隊の羌瘣隊目掛けて突撃をしかけて来ていた。

連結剛力


羌瘣は歩兵隊に壁を作るように指示を出し、

歩兵達は盾を並べて、『連結剛力』によって騎馬隊の突撃を防いだ。

羌瘣副長が鍛え上げていた剛力によって圧倒的に飛信隊が強かった。

ただ、羌瘣隊を助けに行かなければ、右へ動き出していた尭雲によって

羌瘣隊は挟撃されてしまう恐れがあった。

飛信隊の兵士達は、羌瘣を助けに信が向かうと思っていたが、信はそれをしなかった。

なぜなら信は、相手の動きの様子を伺っていたものの、相手の狙いが分からなくなっていたのだ。

そしてさらに飛信隊は、右へ行った尭雲がどこへ行ったのか分からなくなってしまっていた。

二つの理由


話は昨夜のカイネとの話に戻る。

李牧の指示により玉鳳隊の王賁を狙うようにと伝令があった。

王賁を狙うのには二つ理由があり、

一つは、飛信隊が八千隊で玉鳳隊が五千隊であり、王賁はかなり無理な戦いをしているという事。

そして、二つ目は尭雲と信の相性にあり、尭雲の動きを信は読んでしまう恐れがあった。

だが、王賁は尭雲とまともに戦った事はなくその動きは読めないと判断した。

そして、尭雲は中央で戦っている馬南慈軍の後ろを通り

ついに趙峩龍軍と戦っている玉鳳隊の元へ、尭雲隊三百騎が到着する。

三大天の武


三百騎の存在は玉鳳隊も気が付いていたが、

まさか尭雲が率いている騎馬隊だとは誰も思っていなかった。

ましてや、三百騎ほどでは玉鳳隊はそこまでの脅威に感じていなかったのである。

そして、騎馬隊と玉鳳隊がぶつかると、玉鳳隊の防御陣は一瞬で崩壊する事になる。

この騎馬隊は尭雲直下兵団の『雷雲』の精鋭部隊であった。

敵の強さに気が付いた関常はすぐに応戦に入るが、

尭雲は雷雲の中でも上から十人の強さを誇る兵と一緒に

王賁の本陣へ迫っていた。

感想


尭雲の兵は少数ではあるが、玉鳳隊の陣の中をうまく避けて通り、

王賁本陣へ近づく形で終わりました。

これはやはり少数故に出来た行動でしょうね。

そして、さらに尭雲の精鋭部隊の中でも選りすぐりの兵が近づいています。

玉鳳隊には尭雲に対抗出来そうな部隊は、 関常しか居ないと思うので

王賁は尭雲だけならずその武力に近い兵士を十人相手にしなければならないわけだ。

玉鳳隊は右側の方で戦っているため、援軍が来るとすれば

亜光軍なんだけど、亜花錦がうまく馬南慈軍と戦っているようなので

なかなか援軍は難しそうである。

となると、一番左側に居る飛信隊が・・・という事にもなるが

相手も大軍でさらに戦場も離れている状況で動くのは難しいだろう。

もしかすると、九日目の戦いから眠っている

亜光将軍が起き上がって戦いに参加するのか

玉鳳隊の誰かが犠牲にならなければかなり厳しいのではないかな~


585話予想


キングダム 585話予想考察『趙軍の狙いは王賁!三大天の武に王賁は対抗出来るのか?』 ※12/21 15時~公開