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引用:原泰久 キングダム


603話『十五日目の異変』内容


火急かきゅうの知らせ


十五日目戦い序盤
李牧りぼく軍は鉄壁の守りから打って変わり、攻撃の陣形へ陣を変化させていた。

その少し前、ぎょうから李牧軍の元へ火急の知らせが届いていたのだった。
その知らせの内容というのが、鄴は紛れ込んでいたぞくによって
城内のほとんどの兵糧ひょうろうが焼かれて消滅し、飢えから必ず暴動ぼうどうが起き、
半日と持たず陥落かんらくするというものであった。

猶予ゆうよ


ぎょうが落ちるという知らせに焦りを見せる李牧りぼく
そんな中、李牧だけはこの状況の中、まだ猶予はあると話す。

鄴城主である『季伯きはく』は賢人けんじんであり、
最低でもあと二日は民の暴動ぼうどうを抑えられるという。


そして、その間に李牧軍は王翦おうせん軍を討ち
鄴を取り巻く桓騎かんき軍を討ちに向かうと皆へ伝えた。

王翦おうせんの軍略


すぐさま”大鶴だいかく”の陣へ変更させる李牧りぼく
その鋭い眼光は王翦の陣へ向いていた。

王翦軍でも李牧軍が陣形を変えた事に疑問を持っていた。
李牧軍は守りの陣形のままであれば、優位な状況で守れていたのである。
あえて、それを崩したという事は、王翦がぎょうに対し
何か策略を仕掛けたという事だったのだ。


王翦は李牧の陣形の変化を見ると、
李牧軍を討ち取るため、全面攻撃の陣の指示を出した。

趙左翼の異変


中央軍の戦いが変化し始めた頃、
秦右翼でも変化が起きようとしていた。

右翼の勢いは前日と変わりはなく、
馬南慈ばなんじ軍を後退させる事に成功する。
馬南慈は立て直しのため、
趙左翼全軍へ後退の指示をだした。

しかし、尭雲ぎょううん軍と趙峩龍ちょうがりゅう軍だけは
その命令に従わず、飛信隊ひしんたい 信と
玉鳳隊ぎょくほうたい 王賁おうほんを討つため、
尭雲が動きだしていた。



感想


王翦の軍略はやはりこれで終わりなのか・・・
鄴城の兵糧が焼かれなければ、秦軍は全滅だった。
こんなリスクのある策を王翦が本当に考えるのだろうか、
今後この部分の解説があることを願います。

ひとまず、王翦の軍略は成功し、李牧の固い守りから
攻撃の陣へ変える事に成功した。
さらに、李牧軍も時間の猶予がなくなった事によって
条件はほぼ同じくらいになったと言ってよいだろう。

問題なのは、兵力の差であり、
李牧軍の方が二万ほどあるため、普通に戦っても勝てない。
さらに、李牧軍は大鶴の陣という超攻撃型の陣に変更している。
この陣は鶴翼の陣のようなものなのかなと思っているが、
王翦はこの包囲型のような陣形から
どう攻撃していくのか、次回も期待したいところです。

あと、秦右翼ではやはり秦軍が優勢で、
何故か尭雲が馬南慈の命令を無視して、
飛信隊や玉鳳隊狙いに目的を変えたようだ。

ただ、尭雲は利き腕を王賁に破壊されているし
あとは、信に討たれて退場してほしいところだ。


604話予想


キングダム 604話予想考察『王翦vs李牧の戦い開戦!!飛信隊 信を狙う尭雲の狙いとは?』 ※6/16 7時~公開予定