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引用:原泰久 キングダム 第550話 期限の知らせ


キングダム 604話では、右翼の飛信隊が順調に進行するも、信と羌瘣の体力が戻っていないために 想定通りの進行が出来ないでいます。中央の王翦軍の方は、先鋒を務めた田里弥が攻撃を仕掛けますが、李牧軍の守りを崩せず苦戦。王翦は倉央軍に攻撃させ、敵軍の様子をみようとしますが、趙軍の優勢は変わらず余裕があります。 ここでは、信たちを狙う尭雲の十槍の話や、李牧の防陣の秘密、王翦の次の一手について予想したいと思います。

十五日目の戦いの行方は

尭雲の十槍


藺相如の二つ目の願い、そして趙峩龍の思いを受け継いだ尭雲は、
馬南慈の後退の命令を無視して、信と王賁を討つために行動をし始めます。
そして、尭雲の精鋭部隊である『雷雲』の中でもさらに強い、十槍を向かわせました。

十槍は十三日目の戦いで、尭雲が王賁を討つために
王賁を取り囲んでいた部隊でした。
尭雲を含めた四人で王賁を攻め、その周りを六人で防ぐ
雷獄』の陣形を仕掛け、王賁は重症を負い、
王賁を守るために、玉鳳隊の宮康は
討たれてしまいましたよね。

兵力も多く士気も高かったはずの、玉鳳隊ですら
十槍の守りを崩す事が出来なかったので、十槍は
一人一人が相当な使い手である事がわかります。


ところで、十槍のメンバーにはどんな人物が居るのでしょうか。
最新話で名前が数人挙がっていたのでまとめたいと思います。

■信を狙っている十槍
 ・魏多ぎた
 ・平秀へいしゅう
 ・賀滉がこう

■王賁を狙っている十槍
 ・一番槍 田豊でんぽう
 ・四番槍 博谷はくや
 ・五番槍 高秀こうしゅう

尭雲は右腕の負傷で戦えないような状態ですから、
飛信隊と玉鳳隊へそれぞれ3人ずつ行くような形ですね。
そして、残り4人はどうなっているのかというと
王賁を追い詰めた時に、戦死しています。

■十三日目 王賁が狙われた時に死亡
 ・可珉かみん (宮康に討たれる)
 ・他三人

信も王賁も本調子ではなく、どうにか先陣に立っているような状態ですので
十槍が3人だけでもこの戦いは厳しくなる可能性があります。

李牧の側近の力


趙軍中央の将といえば、李牧・カイネ・傅抵・金毛だけだと思っていましたが、金毛以外にも将軍が居たようです。
李牧軍は、先鋒として共伯将軍、そして次鋒に雷伯将軍を配置します。
共伯将軍は、王翦軍の田里弥と戦いますが、十五日目の戦いではまず、守りの陣形を見せ
田里弥の変幻自在が戦術から完璧に守ってみせました。

王翦が鄴へ仕掛けた兵糧の策が、趙軍へ伝わってからは、
趙軍全体が趙攻撃型の”大鶴”という陣形に変化しますが、
攻撃の陣に変わってからも田里弥の攻撃は共伯将軍に通用しません。
さらに、田里弥はなぜ通用しないのか、その理由すらもわからない様子です。

これまで田里弥は、自身特有の練兵と現場の攻め方を変化させる戦い方により、
柔軟にそして力強く攻めを行ってきました。
今回もその実力を発揮して、色々な戦術を繰り出してきていますが、
李牧から長い間戦術を叩き込まれている共伯将軍には、通用しなかったのです。


さらに、王翦の戦術眼を持ってしても、その守りの固さは見破る事が出来ないのです。
これは、李牧を出し抜き、あとは李牧を討つだけだと考えていた
王翦にとって、予想外な出来事ではないでしょうか。

そして、この状況を重く見た王翦はすぐに倉央軍を共伯軍に突撃させ、
大きな揺らぎを発生させますが、この状況にもかかわらず
李牧は至って冷静に戦場を見つめ、傅抵は
すぐにまた通用しなくなると話しています。

攻撃力の高い、倉央軍ですら李牧軍に通用しないとなると
王翦は次にどのような行動に出るのでしょうか?

李牧の防陣の秘密と王翦の次の一手は?


倉央軍の突撃・・・それは、”強烈な探り”であった。
と語られた通り、李牧軍の兵士を大勢葬っていますが、
この進行も傅抵が言う通り、時間の問題であると考えられます。
李牧の防陣の謎はいまだ不明ですが、
亜光軍が見せた防陣に少し秘密がありそうな気がします。

亜光軍は、王翦より授かった『関節』を使った防陣を使っていました。
この防陣というのが、『堅い殻に徹する小隊』と
そららを自在に繋ぎ合わせる部隊』の二つ部隊が存在し、
二つの隊が連携し、崩壊した箇所を修復しながら
守りを崩さないというものでしたが、
李牧によって『関節』が弱点である事を見抜かれてしまっていました。

李牧は、亜光が使っていた防陣を自分も考え出しており、
以前使っていたのではないかと思うのです。
そのため、この防陣の弱点を知っており、すぐに突破出来たと考えられます。
そして、防陣の弱点を李牧が簡単に見抜けたという事が、
李牧が今見せている防陣の秘密ではないだろうか。


つまり、李牧が使っている防陣というのは、亜光が使っていた
防陣をさらに発展させ、『関節』という弱点も克服させた防陣ではないかという事です。
この完璧な防陣を考えると、倉央の攻撃が通用しなくなるという事も理解できます。

そして、王翦も理解できないこの防陣に対し、王翦はどうするのか?
おそらくは王翦軍本隊が自らが出陣し、その防陣へ突撃をしかけるものと思われます。
王翦は近くでその防陣を見る事で、その秘密を暴こうとすると思われます。