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引用:原泰久 キングダム


キングダム608話では、李牧が王翦の誘いを、王翦には大義がなく、 愚かな人間だと一刀両断し、王翦の誘いを断りました。 その後、中央軍は再び乱戦に突入し、中央軍の勝利の行方は 秦右翼の戦いへ委ねられる事になります。 右翼では、飛信隊信が怪我と疲労のため苦戦し、 尭雲軍精鋭部隊を中々抜けずにいます。 そんな中、尭雲と王賁が再び対峙する事となるのでした。 今回は、李牧と王翦の会話の考察と弓矢兄弟の今後、 王賁対尭雲の戦いについて予想したいと思います。

戦いの行方はどうなる!?

趙軍総大将 李牧の大義とは?


李牧を自身と同じ化物と評し、
二人で全く新しい”最強の国”を作ろうと持ち掛けた王翦。

李牧は、王翦は国を亡ぼす事は出来ても、
国を作る事は出来ない。と話しており
己を最上の存在と考えている歪んだ精神、
そして王翦には大義がないと、
王翦の本質を見抜いていました。

李牧がいう大義とはいったいどういう事なのか?

”大義”という言葉を調べてみると

1 人として守るべき道義。国家・君主への忠義、親への孝行など。「大義に殉じる」
2 重要な意義。大切な事柄。「自由平等の大義を説く」

引用:コトバンク https://kotobank.jp/

と出てきました。
つまり、李牧は趙国に対する忠義や人として
国を裏切る事は出来ない
という事でしょう。

現趙王である悼襄王が、いくら自国を
何とも思わないような愚王だとしても、
李牧や龐煖を三大天として任命したのは悼襄王でした。
趙軍の軍事を任せられている事に、李牧は
恩義を感じている
のかもしれません。

■関連記事
『趙王 悼襄王はどんな人物?どんな事をしたの?』
http://game-manga.blog.jp/archives/4567204.html

ただ、悼襄王は国を守るため、
軍を動かすためにはやりにくい相手であり、
配下を軽んずる愚かな王である事は確かです。
そんな状況があり、李牧が秦王嬴政と
面会をした際にはこんな事を言っています。

「本当ならあなたのような王にお仕えしたかった」
引用:原泰久 キングダム 第490話 宿命の舌戦

この言葉が本心なのか、わかりません。
しかし、この苦境な状況の中、
それでも趙国を捨てずに趙国のために
戦っているのは、なぜでしょうか?


その答えは、趙国太子の”嘉”の存在
あるからかもしれません。
李牧は王翦の返答で、

「私はある時から 守るものがあった方が 燃えるようになりましたので・・・」
引用:原泰久 キングダム 第608話 中央軍の勝ち目

と言っていました。
李牧の言っている守るものは、もしからしたら
趙国太子の”嘉”ではないかという事です。

もちろんそれだけではないと思いますが、
嘉は初登場時から李牧に対し、
期待と労いの言葉をかけていたり、
趙国内でも民心のありそうな感じでした。

李牧は合従軍の敗退があり、本来であれば
斬首になりかねない大失態を犯しましたが、
李牧が地方へ飛ばされたくらいで済んでるのは、
趙国太子のお陰かもしれませんよね。

弓矢兄弟 仁に死亡フラグ!?


608話に久しぶりに弓矢兄弟の仁と淡が登場しました。
忘れてしまった人のために書くと、この二人は
秦国の中華十弓の一人だった”蒼源”の息子です。

そして蒼源は麃公将軍の配下でしたが、
魏との戦いで戦死しています。

息子二人は飛信隊が募集した
入試試験にやってきた新人で弓矢の実力は
二人とも中華十弓に匹敵するほどでした。
弓矢を人に当てて殺してしまう恐怖心により、
冷静に弓矢を撃てずにいます。

兄である仁は戦いの中で、割り切り今は問題なく
活躍している状況ですが、弟の淡の方は
相変わらず震えが止まらず、今でも
兵士に当てられずにいます。


そんな中、朱海平原十五日目の戦いで
問題が出てきます。
これまで仁が率先して弓矢で
飛信隊の援護をしてきましたが、
連日の戦いにより手と弓に限界が近づいており、
正確に弓を狙う事が出来なくなってきました。


弟の方は相変わらず、敵兵に当てる事が出来ず、
悔し涙を出しています。

そんな弟の淡に対し、仁はこんな言葉をかけます。

「兄ちゃんが撃てなくなったら その時は代わりにお前が撃て」
引用:原泰久 キングダム 第608話 中央軍の勝ち目

兄ちゃんが撃てなくなったら、その意味は
疲労で撃てないとか、弓がダメになって
撃てないとかそういう意味には聞こえず、
仁に死亡フラグが立っているように聞こえます。

弟が戦えるようになるには、兄がピンチになり
相手を弓矢で撃つ!くらいの覚悟がないと
ずっと兄に頼ってしまい、戦えないと思われます。

信や羌瘣、我呂など武力のある人物の
体力がない今、それをカバー出来るのは
弓矢兄弟しかいない!

尭雲軍十槍の平秀も討ち、飛信隊に来ている
十槍は残り二人。

仁と淡が頑張り、尭雲軍を討って欲しいところです。

王賁 対 尭雲再び!

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引用:原泰久 キングダム 50巻 第546話 大炎の地

尭雲を討つのは、信じゃないか?
と思っていましたが、王賁が追い詰められ
関常隊の宮康が討たれた事で、
尭雲への因縁は王賁の方が強くなりましたよね。

王賁は自身が気絶し、その間に宮康が討たれたとなれば
真面目で責任感の強い性格な王賁は、
尭雲を討つ事にかなりの思いを持っているはず。


一方の尭雲も、王賁を討つ事で
趙左翼の勝利を確実なものへするはずが、
王賁に右腕を砕かれた事で、戦場に出れず、
逆に趙峩龍を討たれてしまったので、
一人で王賁・信を討ち左翼の戦況を変えよう
という思い
だろう。

朱海平原も十五日目となり、
両軍の勝利への思いもわかってきたからこそ、
王賁 対 尭雲という二人の戦いの構図は、
さらに面白さを増したと思います。

前の戦いでは、王賁は複数人相手にしていたため
一方的だったけど、今回はきっと1対1の戦いになるだろうね。