kingdom_633

出典:原泰久 キングダム


目次
1   633話『十の二』内容
 1.1 暴動
 1.2 李牧軍を追いかける
 1.3 精鋭部隊
 1.4 残る者達

633話『十の二』内容

暴動ぼうどう


ぎょう城では、 桓騎かんき軍が鄴を開けるよう声を出していた。
その掛け声は城内にも聞こえており、趙の避難民ひなんみん
今にも外に出たそうにしていた。

趙兵は避難民の勢いに押され、兵士が民を槍で刺してしまう。
そしてそれをきっかけに城内では騒ぎが起き、
中から煙が出始めていた。


桓騎はいよいよ城が落ちるかと感じていたが、
その時、早馬はやうまで伝令が到着する。

李牧りぼく軍を追いかける


伝令から李牧がぎょうへ向かっていると聞き、
摩論まろんは焦りだすが、桓騎かんきは冷静だった。


その後、再び伝令が到着し、今度は王翦おうせん軍も
南下しているという知らせが届いた。

そしてこの1日前、朱海平原しゅかいへいげんの戦いを勝利した
秦軍は李牧軍をどう追うのか話し合っていた。

王翦軍の田里弥でんりみは軍を縮小して
李牧軍を追うと説明した。


精鋭部隊せいえいぶたい


田里弥でんりみ李牧りぼく軍を追うために軍を十の二にすると話す。
十の二とは、わかりやすく言うと十人の内二人が
李牧を追い、残りの八人は残るという事だ。


そして、この再編成には理由があると田里弥は話す。
一つは、十五日間の戦いで兵士が疲弊ひへいしているため、
動ける者を選抜し精鋭部隊として李牧を追うという事。


そして二つ目は兵糧ひょうろうの問題であり、残り少ない
兵糧では全軍の兵糧はまかなえないという事だった。


主体の軍は田里弥軍と倉央そうおう軍からなるとの事だったが
信、蒙恬もうてん王賁おうほんの軍からも選抜して
李牧を追う事に決まった。

残る者達


朱海平原しゅかいへいげんの地へ残る八割の兵士達は
田里弥でんりみ指揮しきする事となった。


田里弥は兵糧ひょうろうの問題はあるが、
ここはいずれ秦国の領地りょうちになる場所であり
考えなしの愚行ぐこうは侵さないという。


そして、飛信隊ひしんたいも部隊編成を行い、
渕さんや歩兵部隊がここに残る事になった。

そこへ王翦おうせんがやってきて、
いよいよ李牧りぼくの追撃を始めようとしていた。


感想


桓騎軍は兵糧が無くなったら逃げると話していたので
逃げるのかと思っていたら、全く逃げる事はなかった。

摩論の焦り具合から見るに、逃げようと何度も
訴えていたのかもしれないが、最終的に
桓騎の残るという決定により、
包囲を続けていたと思われる。

鄴城にも変化が起きた事から、逃げる理由も
無くなったという事なのかもしれないが、
桓騎の王翦に対する信頼はかなり厚いと感じる。

同じ六将級の武将同士、王翦と同じ世界
これから起きる事が見えているのかもしれない。

あと、王翦軍の再編成がようやく出てきた。
精鋭部隊を編成するという逸話は、
個人的に待ちに待った話ではあるけど、
信や王賁は戦えるような状態なのかな?

再編成の話が出た時、1日前という事だったから
精鋭部隊は食事もしっかりと補給しているだろうし
時間が経っているから、信も戦える状態くらいには
戻っているかもしれない。

これから期待したい展開としては、
信が龐煖を討ったという事実があるので
これから戦う趙兵にどれくらい影響があるのかという事

龐煖くらいの化け物を討った奴が
秦軍に居ると考えたら、普通の兵士なら
逃げ出すくらいの話だと思う。

そういう新しい描写にも期待したい。


634話予想


後日更新予定