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出典:原泰久 キングダム


目次
1   634話『戦略の破綻』内容
 1.1 鄴の限界
 1.2 追撃
 1.3 李牧軍の到着
 1.4 李牧の誤算

634話『戦略の破綻』内容

ぎょうの限界


秦軍は、鄴へ向かう李牧りぼく軍の後を追いかけ、
ついに李牧軍へ追いつく。

鄴の兵糧ひょうろう攻めが開始されてから17日目
李牧は鄴の限界が近づいている事を懸念していた。


そして、鄴城では兵隊と一般民衆との間に
争いが多発しており、城内では
火の手が上がり、民衆の暴動ぼうどうが発生していた。

追撃ついげき


李牧は17日目には、ぎょうへ到着する算段であったが
王翦おうせん軍の倉央そうおう糸凌しりょうが、李牧軍の速度を遅らせ、
李牧軍は立ち止まり、王翦軍の相手をしなければならなかった。


李牧は行進を反転させ、王翦軍を迎え討とうとするが
秦軍の精鋭部隊せいえいぶたいの動きは早く、被害を最小限に食い止めていた。

そして、王翦軍と李牧軍の戦いが繰り返された後、
李牧軍は鄴に到着する事が出来ずに、
17日目の夜を迎えていた。

李牧りぼく軍の到着


17日目の夜、李牧軍は秦軍へ夜襲やしゅうを仕掛け
王翦おうせん軍は後退を余儀よぎなくされた。

李牧の一部が秦軍を急襲きゅうしゅうしている間に、
李牧軍はぎょうへ向かい、18日目の
日の出と共に、李牧は鄴へ到着する事となる。

鄴が秦軍に落とされていない事を確認し
安堵あんどする李牧軍であったが、
李牧軍を待ち構えていたのは、
桓騎かんき軍のゼノウ一家と雷土らいどの軍であった。


李牧りぼく誤算ごさん


李牧軍は桓騎かんき軍を討ちに兵を向かわせるが、
数の多い李牧軍に対し、桓騎軍は優勢ゆうせいだった。

その理由は、兵の疲労ひろうである。
いかに李牧軍といえど、ずっと走り続けていた
兵士を万全の態勢で迎えていた
桓騎軍に対抗する力はなかったのである。


王翦おうせん朱海平原しゅかいへいげんの戦いで負けた時点で、
李牧の戦略は破綻はたんしていると話す。
さらに、自身と李牧の力は互角だったが、
信・王賁おうほん蒙恬もうてんの3人の戦いぶりに
李牧の狙いが狂わされたと話した。


そして、李牧軍と桓騎軍の戦いが
行われている最中、ついにぎょうの城門が開かれる事となる・・・


感想


今回の話はテンポよく進み、李牧軍の焦りが見えた良い話だったと思う。
李牧は、自軍の兵士を疲弊させたまま戦ってしまうほど、
焦っているんだと感じたし、李牧は桓騎を完全に侮っている。

今の王翦軍と桓騎軍に挟まれた状態では、
李牧が桓騎の弱点を知っていたとしても
全く発揮されないと思うし、
下手したら李牧軍全滅もあり得る。

だけど、李牧はうまく逃げるだろうから、
列尾に留まっている扈輒将軍か舜水樹が
鄴へ合流するかもしれないなぁ

あと、今回の話で信達3人の飛躍が
王翦から話されたわけですが、
王賁や蒙恬が李牧の動きに素早く反応した中
信や河了貂だけ反応が遅い描写があった。

2人よりもどうも意図的にまだ未熟というような
描写があるのが、気になるんだけど、
わざわざ落とすような事をするのだろう。

信は本能型として、尭雲に対抗出来る描写があったのに
これじゃ結局成長してないみたいじゃないか・・・


635話予想


後日更新予定