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出典:原泰久 キングダム

665話『礼の目的』内容

蚩尤しゆう

羌礼きょうれい羌瘣きょうかい隊に試験入隊する前。信と河了貂かりょうてんと羌瘣で羌礼を飛信隊ひしんたいへ入隊させるか話し合いが行われていた。羌瘣によると、羌礼は族内で行われている蚩尤を決めるための"さい"が再び行われた可能性があると話した。

そもそも”祭”は、羌瘣が幽連ゆうれんを死んでいない事にして、再び”祭”が行われないようにしていたはずだったが、羌礼は外の世界に出てきていた。羌礼は”祭”を勝ち残り、現蚩尤になっていると羌瘣は話す。

そして、現在最前線で戦う羌礼は敵だけでなく、味方をも畏れさせた。そして、投降する敵兵を躊躇ちゅうちょなく討ち取る姿は、人を殺したいだけのイカレタ人間に見えた。

 

追放

羌礼きょうれいが暴れまくった夜、飛信隊ひしんたいは戦いに勝利にした事を喜んでいたが、歩兵隊だけは様子が違っていた。新入りが言う事を聞かず、暴れまくっている状況を看過かんか出来ないでいたのだ。そして、歩兵達の間で羌礼を今すぐ飛信隊から追い出すべきだと、そういった話が出てきていた。

夜の森の中、羌礼は一人吐いていた。そこへ、飛信隊のこうがやってきて羌礼へ話かける。昂は前の戦いで助けてもらった事の感謝を述べるが、羌礼は突然昂に掴みかかり、昂を殺そうとする。その時、飛信隊の仲間が昂を探していたため、羌礼は昂を殺さずに去っていった。

 

羌礼きょうれいの暴走

羌礼が飛信隊ひしんたいに入ってきたお陰で、趙軍に押し込まれていた前線は元の位置まで戻った。しかし、羌礼は投降した趙兵を皆殺しにしたり、日に日に暴走していたため、ついに歩兵隊の怒りは爆発する。崇原すうげん沛浪はいろうは信に直談判に行き、羌礼を何とかするよう伝えた。

しかし、信は羌礼の事を羌瘣に任せていると話し、羌瘣が回復するあと3日待って欲しいと伝えた。しかし、崇原の怒りは収まらず皆我慢の限界を超えていると話した。

 

本当の目的

崇原すうげん羌礼きょうれいを呼び出し説教を始める。命令違反だけでなく、投降兵を斬った事は許せず、捕らえて裁くところだが見習い故、今回は飛信隊ひしんたいから出ていく事で見逃してやると話した。

羌礼はそれでも言う事を聞かず、羌礼と飛信隊は一触即発な雰囲気となった。そして、お互いが剣を構えて殺し合いが始まろうという時、羌瘣きょうかいが突然現れ争いを止める。

そして、羌瘣は羌礼に私が狙いなんだろと聞くと、羌礼はそうだと答えた。

 

感想

羌礼の目的はやっぱり羌瘣だったか。でも腑に落ちない事が一つ。蚩尤を決める”祭”で勝ち残ったのが、羌礼だという事であれば、戦いの後森の中で吐いていたのはなぜだろう?蚩尤になった幽連は無限とも言える「巫舞」を使えるようになっていたが、羌礼の「巫舞」はそれとは違う気がする。そう考えると羌礼は蚩尤になって外に出てきたような話をしていたが、本当は逃げ出して来たんじゃないかな。
そして、もしかしたら本当に蚩尤になったのは識の方で実は趙軍に居るとかはないかなぁ。その場合、礼が識と戦う形が自然な流れになるけど、礼は今のままじゃ飛信隊には残れないよな。敵とはいえ、投降兵まで殺しちゃってるし、もう仲間になるにはかなり取り返しのつかない状況のような気がする。何か礼が可哀想だと思えるエピソードがあったとしても、仲間になるのはあんまり印象も良くないね。
もし、本当に羌礼が蚩尤になっていたとして、死線を超えまくっている羌瘣の方が強そうだなぁ

 

666話予想

後日更新予定