出典:原泰久 キングダム
666話『闇の淵』内容
気の乱れ
羌礼が飛信隊へやってきたのは羌瘣だった。羌礼は掟を破って外で生きている羌瘣が許せなかったのだ。だが、羌礼は羌瘣がケガか何かで回復中のため、今すぐ殺したりはしないと話した。
羌瘣は羌礼と殺し合いはしたくないと話し、”祭”で何があったのか問いかけた。だが、羌礼はそれには答えず、羌瘣の手を掴み攻撃を仕掛けようとした。手を汲み取った時、羌礼は羌瘣の中の気がズタズタになっている事に気が付く。
禁術の代償
すぐに羌礼は、羌瘣が禁術の”呼び出しの術”を使ったと察し、あれは成功しようが失敗しようが術者の寿命を大幅に失うんだぞと羌瘣を怒鳴りつけた。それを聞いていた、信や飛信隊の隊員たちも羌瘣の禁術の話を初めて聞き驚いた。
そして、羌礼は羌瘣が回復する3日後に羌瘣を殺しにやってくると話した。そして、羌瘣を殺した後、飛信隊を皆殺しにするという。怒る飛信隊に対し、羌礼はこれが本来の蚩尤姿だと話し、そのまま飛信隊から去っていった。
深い闇の淵
羌礼が去った後、羌瘣は礼の事を話し始めた。羌礼が羌瘣の事を知ったように、羌瘣も羌礼に触れた時に、相手の事を感じ取っていた。羌礼は深い闇の淵に居て、前蚩尤の幽連と同じくらい深いところにいるという。そして、羌礼はまだ引き返せるところにいるかもしれないと羌瘣は話す。だが、羌礼が羌瘣を討った後は本当に人では無くなってしまうかもしれないため、それは阻止したいと話す。
礼と識
羌瘣は礼と識の事を飛信隊のみんなに話し始める。二人は羌瘣と象姉のような姉妹の関係性で、いつも一緒に居たが”祭”が再び始まってしまい、おそらく識はそこで礼が殺してしまったのではないかと話した。
感想
羌礼が”祭”を行って蚩尤になったってのは間違いないっぽいね。ただ、識と祭でどうなったかはまだ分からない。おまけ漫画の話だけど、識が礼は”祭”への覚悟が出来ていないと言っていた。”祭”で最後2人が勝ち残り殺し合いをしたのかな・・・。識を礼が殺してしまったとして、幽連のようになっていないというのは、まだ羌瘣との繋がりがあったからなのかな。
全ての繋がりを断ち切った時こそ、本当の蚩尤としての力が出るという事かな。もし繋がりを断つ事で異常なくらいの力が出るというのなら、楚の満羽と似ているよね。満羽はすべてを失って力を得たような感じだったけど、信たちの絆を深めて全部背負って戦うのとは真逆の力だな~。
羌瘣は昔とは違って、思いを背負って戦ってるはずだから、蚩尤の力が無くたって羌礼より強いとは思うけどどうだろうか。
667話予想
後日更新予定
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