紀彗軍への打撃を与えた一因として、王翦将軍配下の力もあったのです。
今回は、そんな”人材マニア”でもある王翦将軍や部下の将達を紹介します。
王翦将軍はどんな人物?
まず、王翦将軍はどんな人物なのか?
ピクシブ百科事典に詳しく書いてあったので引用します。
大将軍蒙驁の副官であり、同じく副官の桓騎と共に縦横無尽の活躍をしていた。秦六将のメンバーであった王騎にくらべ地位が低いのは彼が危険人物だからである。
王翦は野心家であり、「自らが王になる」ことを志している利己的な人物なのである。そのため先々代の昭王の代から活躍しているものの信頼されず、蒙驁将軍の元で働く日々を送っていた。
とはいえ武将としての能力は紛れもなく一級品であり、トリッキーで攻撃的な戦術を得意とする桓騎とは逆に、野戦築城や心理操作を織り交ぜた重厚な戦術を得意としている。その性質上、守備戦を任される事が多い。
恐ろしげな形相の顔をあしらった鎧とアイマスク状の兜といったインパクトのある外見とは裏腹に、蒙驁の副将でありながら自分の身を守るための行動を最優先したり、味方の武将にすらゴミを見るような視線を投げつけるなど一概には捕らえきれない複雑なキャラクターである。捕虜を残酷に嬲り殺す桓騎とは違い、投降した者や有能な敵将に対しては”自らの”配下になるよう勧誘するなど、彼独自の勢力を造ることにも余念が無い。
息子の王賁とは滅多に話さないらしく、彼が幼少の頃に槍裁きを指導したことすら端から珍しがられるほどである。
引用:dic.pixiv.net
簡単に説明すると、王翦は野心家が原因で、昭王から信頼されず危険人物だったけど、武将としての能力は一級品という事。
(廉頗曰く、秦六将軍筆頭の白起のようだと評価を受けました)
だけど、蒙驁の副将でありながら自分の身を守るための行動を最優先したり、
味方の武将にすらゴミを見るような視線を投げつけるなど、将としての素質に難のあるキャラクターなのです。
さらに、王翦には投降した者や有能な敵将に対しては”自らの”配下になるよう勧誘するなど、
彼独自の勢力を造ることにも余念が無い。という事です。
”人材マニア”な一面
王翦は、優秀な人材を見つけると、敵将ですら配下に引き入れようとするなど不可解な行動も多い人物です。
過去には、山陽の戦いで廉頗四天王の一人である姜燕を勧誘しようとしています。
さらに、函谷関攻防戦では秦国の最大ピンチだというのに燕国のオルド将軍を生け捕りにしようとし、
そして、朱海平原の戦いでは李牧との戦い中にも関わらず、蒙恬にも勧誘話を持ち掛けています。
もう王翦将軍は、優秀だとわかればなりふり構わず勧誘しちゃっていますね(笑)
だた、今挙げた人達の勧誘は全て成功していないというオチ付きです。
そりゃそうだ、時と場合を考えないとね!
そんな王翦将軍も魏の慶都という巨城を攻め落とした時には、敵の兵士へ
「ここで配下共々斬首となるか」 「私を主とあがめ永劫に服従を誓うか」
持ち掛けて、全兵士の服従を成功させています。
王翦将軍が人材を集めている理由の一つとして、”自分の国”を持つ事を狙っているようですが
今後、その国を持ちたいという事について触れられる事はあるのでしょうか?
王翦の配下達
人材マニアな一面がある王翦将軍ですが、そんな部下もきっと優秀な人材が揃っているはず。
ここでは、キングダムの523話までに登場した王翦将軍の配下を紹介します。
① 孟龍(もうりゅう)
オルドの生け捕りを王翦に命じられた副官。
しかしオルドの返り討ちに遭う。
② 孟知(もうち)
王翦の副官。
王翦の命令で、オルド軍の主力山岳兵に矢の雨を降らせた。
③ 麻鉱(まこう)
王翦軍第二将で最大(最強)の攻撃力
を持つと言われ、攻撃には
軍略も使う。
④ 亜光(あこう)
王翦軍第一将で王翦最大の信頼を得ている男。
小細工を好まぬ武人でその戦い方は正面から正々堂々と戦い
その兵達も同様に恐れを知らない者達ばかりである。
意外と少ない!?
だけど、第一将の亜光は王翦の部下に相応しいとてつもない力を持っていそうです。
まとめ
・王翦将軍は、将としての能力は一級品だが、野心家で自分の国を作る事に余念がないという事。
・人材を求めすぎるあまり、自国の危機だろうと侵略中の相手だろうと敵将を勧誘する。
・配下には、最大の攻撃力を持つ麻鉱や最大の信頼を得ている亜光がいる。
いかがでしたでしょうか。
今、李牧との戦いがアツい王翦将軍について改めて確認する事が出来たでしょうか。
これからの王翦将軍やその配下、そして勧誘の様子についても今後に期待ですね。
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