535話『格不足』 内容
機嫌が悪い
橑陽の戦い-
ここでは、山民族のバジオウと犬戎の指揮官が一騎打ちをしていた。
実力は互角だったが、日が暮れ始め、犬戎軍はついに撤退を始める。
しかし、楊端和の軍も被害が酷く山の民の兵達が数多く戦死した。
フィゴ王が楊端和へ対し、声をかけるが
「今は 機嫌が悪い」とその言葉を遮った。
秦軍各陣営の様子
鄴(ぎょう)城周辺-
夜になり戦は終わり、桓騎の下へ雷土達が集まっていた。
そして、桓騎は初日の戦況に問いかけるが、
皆、今のところが大丈夫だがこれに李牧や他の大きな軍が動いたら、
ひとたまりもないと話した。
朱海平原 秦右軍-
王賁達に左軍の『麻鉱』が討たれたが、蒙恬の活躍により壊滅は防がれた事が伝わる。
関常は王翦将軍がかなり窮地にたたされた事と深く心配する。
しかし、王賁はその言動に対し、「お前に王翦の何が分かる」と反論し
あの人にとって将は駒の一つに過ぎず、何か起きてもその中で
冷静に勝つための策を練り上げていくだけだ と話した。
秦左軍の夜
麻鉱軍の壊滅を防いだ左軍では、信と蒙恬達が話をしていた。
そこへ麻鉱軍の将校達がやってくる。
的確な指示と策略で麻鉱軍の息を繋ぎ止めた蒙恬へお礼を言いに来たのだった。
だが、明日以降は将軍なしでは紀彗には勝てないだろうと言い、
今晩中に王翦将軍より他の将軍がやってくるなど、この軍へ手を加えられるだろうと話した。
その話を聞いた信は、蒙恬がそのまま引き継いで軍を率いれば良いと話すが、
蒙恬はそんな簡単な事じゃないと否定した。
そんな中、王翦将軍より伝令がやってくる。
”格”不足
伝令より、王翦将軍から蒙恬への感謝の言葉と賞賛の言葉が述べられる。
だが、朱海平原の戦いの勝敗を左右する、左軍で”五千将”の蒙恬が
これ以上指揮をを取るのは格不足であり問題であると話した。
そのため、総大将王翦将軍の権限により、
蒙恬を臨時ではあるが『将軍』の位へ格上げし、左軍全権限を与える事が決定した。
それを聞いた信は驚きのあまり、椅子から転倒。
朱海平原 秦軍中央-
王翦将軍は、蒙恬は私と李牧の間に割って入れる人物と評価。
だが、明日重要なのは左ではなく、右軍の戦いだと話す。
感想
臨時とはいえ、蒙恬がついに将軍へ。
あれだけの活躍をして、将軍にならないわけないですよ
あと、蒙恬が将軍の位へって言われるページは見開きになっているのですが
その前のページの言葉で何かくるぞ!っていうぞわぞわする感じがたまらない
キングダムはやっぱりこういう勢いとか、気持ちが熱くなる感じがやっぱり良いですね
そして、信は蒙恬が将軍になると聞いて、驚きすぎてぶっ倒れてたのが面白かった
ってか、信に対する命令は?紀彗討てなかったけど、このまま左軍兵800で継続なのかな
そんなわけないよね~・・・。
そして、来週は朱海平原の戦い2日目。
今度は王賁が活躍しそうですが、右軍も王賁が指揮するようになったら面白い。
王賁も軍略にかけてはかなり凄いものがありますからね。期待したいです。
あと、橑陽の戦いでは楊端和が死体の中で一人立っていました。
それ程に激戦だったという事でしょうね。
バジオウがすぐに討てない人物がいる事も驚きですので、
犬戎の王ロゾはかなりの武を持っていそうですね。
536話予想
後日更新予定
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