出典:原泰久 キングダム
キングダム 502話に悼襄王(とうじょうおう)が登場しました。かなり強烈な印象を受ける王様ですが、この趙国の王様はいったいどんな人物なんでしょうか?
ただの変態?ヤバい人物?それとも・・・。
キングダムの悼襄王はどんな人物?

出典:原泰久 キングダム 46巻 第503話『火急の鳥』
趙王である、悼襄王のキングダム本編での初顔出しはお風呂に浸かり、李牧からの秦軍侵攻の報を受けているところで、悼襄王の近くには、たくさんの少年?が居て、その人達へ日頃の疲れ(?)を癒してもらっている様子でした。
17巻で、春平君という寵愛を受けている青年が居ましたが、悼襄王は美少年が好きなんでしょうね・・・。
◆春平君 何気に重要人物です。
17巻の時からもわかる通り、李牧は悼襄王の傲慢っぷりには大変困っているようで、秦王との謁見では、「本当ならあなたのような王にお仕えしたかった」と言うほどで、秦軍から侵攻されるピンチっていうのに邯鄲の精鋭部隊は1人も絶対に出さないと言っています。
そりゃ周りから悪く言われてしまいますよね。
それじゃあ、悼襄王は暗愚な王と言えるのでしょうか?
実は凄い人かも・・・?
かなりヤバい人物だし、周りからも信頼されていない悼襄王。
こんな趙王で暗愚な王だと思ってもしょうがないと思いますが、この王様、人を見る目はあるのかもしれません。
と言うのも実は、李牧や龐煖を趙国三大天へ任命したのは悼襄王なんです。

趙国三大天『李牧』
出典:youngjump.jp
趙国三大天『龐煖』
出典:youngjump.jp
廉頗将軍を年老いたと退けていますが新しい将軍を起用し、秦国六大将軍王騎や燕国大将軍劇辛を討ち取った功績は大きいでしょうね。他に、傅抵や慶舎も将軍へ起用しています。
※キングダムでは傅抵はおそらくまだ将軍ではありません。
李牧との関係について
李牧を起用した悼襄王ですが、46巻502話で登場した際に、「斬首ものの失態をおかした李牧本人は今どこで何をしておる」と言っています。また、517話でも「鄴を失えば貴様を切り刻むぞ李牧!貴様だけでなく貴様に付き従う一族もろとも皆殺しだ!分かったな!」と言っているので、この2つの発言から、合従軍の失態で、悼襄王から当てつけにされているのは間違いなさそうです。
そして、三大天として中央へ復帰出来たのは周りの説得のおかげだったのではないでしょうか。趙国も人材不足ですしね。あと李牧 対 王翦の戦いでは、どうも悼襄王の動向が勝敗のキーになりそうな気がしてなりません。守りに強い李牧が普通に戦って負けるイメージがわかないですから・・・。
まとめ
- キングダムの悼襄王は、美少年好きの傲慢な性格だが李牧や龐煖を新しく起用した。
- 合従軍の失態を犯した李牧を当てつけにしている。
- 秦軍の鄴侵攻で悼襄王は、キーパーソンになる可能性がある。
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