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547話『矛の嘆き』内容


大将軍の力


尭雲(ぎょううん)と向かい合った信。

信は尭雲へかけるが、その瞬間尭雲は攻撃を仕掛けて来る。

信もその動きに反応して攻撃を仕掛けるが相手の力は強く吹っ飛ばされてしまう。

そして、信はこの重さは魏火龍 凱孟(がいもう)以来であり

その力は間違いなく”大将軍の力”であると感じた。

王騎の矛


尭雲は敵を薙ぎ払う時、矛ごと砕いて撃つと言われている

飛信隊 信の矛は砕けなかった。

尭雲は李牧から、”怪鳥 王騎の矛”を使う人物が居ると聞いていて

矛が砕けなかった事によりその矛が本物の王騎の矛である事を確信する。

尭雲はかつて、その矛を叩き割る事、

さらには秦六将全員の首を飛ばすために戦っていたという

その狙いは叶わなかったが、秦軍に対し

お前たちは”幸運”の上に立っている事に過ぎぬ事を知っているか?

と問いかける。

下らない寝言


主である藺相如(りんしょうじょ)の寿命が尽きていなければ、

秦の六将全て討たれていたと話す。

それを聞いた信は、藺相如が生きていたとしても王騎将軍により

藺相如は討たれていただろうと反論した。

続けて、死んでしまった人間が生きていたらこうだったとか、

そういう考えは戦場では何の意味もない寝言
だと話した。

そして、尭雲は「フッ」と笑みを浮かべると再び攻撃の構えをして突撃を再開させる。

信達もそれに応戦する形で迎え撃った。

本能型の相手は


信と尭雲の一騎打ちが始まる。

しかし、尭雲のスピードとパワーについていけず、分の悪い状況となった。

信はまだ王騎将軍の矛の扱いに慣れていないのだ

そして、信は敵の攻撃を防ぎきれず、傷を負ってしまう。

尭雲もその様子に”矛の嘆き”が聞こえるようだと話した。

王騎の矛はまさに名刀であるが、それを扱うお前は幸運を重ね

ただ、矛をもらっただけに過ぎぬと語る。

信は王騎将軍から矛を受け取った時の事を思い出す。

そして、怒りに震えた信は尭雲に対し強力な一撃を与える。


感想


尭雲の力は本物の大将軍の力をもっている。

つまりそれは、藺相如や趙兵達の想いもすべて双肩に宿しているという事だ。

だけど、信だって初陣の時から親しい仲間の死であったりいろんな人物の想いを背負って

そして、ついには大将軍王騎の矛を授かるまでになった。

信も尭雲以上の想いを背負っているはずだ。

だから、王騎将軍の矛に慣れていないからという理由で

この戦いには絶対に負けて欲しくない。

かつて王騎将軍が言っていたように、いつの時代も最強と称された武将達は

さらなる強者の出現で敗れるのだから、今度は信が新しい時代の強者となってほしい

馬陽の戦いでは、信は子供だったから、何も出来ず李牧の策にしてやられてしまったけど

実力を付けた今はきっと違うはず。

かつて最強の武と言われた尭雲に打ち勝つ事により

李牧に対し、新しい時代の宣言が出来るというもんだ。

今回の話は、尭雲からの屈辱的な言葉を浴びせられ悔しかったり

今風の作画で登場した王騎将軍も出てきて、当時のシーンを思い出したり

漫画を読んでいて、かなり感極まりました。

最後のシーンで「ふざけるな!!」と読者を代弁するかのような

言葉で締められて最高の話でした。

この話は、キングダム50巻の最後の話として収録されそうですが

単行本発売が非常に楽しみになりました。


548話予想


後日更新予定