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551話『伝者の報告』内容


伝者の到着


秦王都 咸陽(かんよう)の早朝に伝者が到着する。

その伝者は王翦軍からの伝者であり、その報告は王翦軍が

列尾を出発して以来の到着であった。

これまで伝者が到着出来なかったのも、

列尾が封じられ、趙の防衛網が出来上がっていたためで、

この者は山道を通り、なんとか到着した。

王翦軍 対 李牧軍


そして、伝者の報告により秦軍 対 趙軍の戦いの状況が見えてくる。

王翦が鄴(ぎょう) に対し兵糧攻めを行っており、

秦軍は3軍に分かれ、王翦軍は李牧軍と朱海平原の戦場で

互角の戦い
をしていると報告をする。

初日は楽華隊が左翼で窮地を救い、2日目には玉鳳隊、、

3日目には飛信隊の奮戦により互角の状況であるという。

だが、互角の状況であるが王翦は鄴の兵糧がいつ尽きるのか

わからない状況のなか戦っているのか?
と疑問の声が出てくる。

昌平君も王翦が慎重な男であると思っていただけに気になっている様子である。

残りの兵糧


続けて伝者は、3軍に分かれた軍にそれぞれ13日分の兵糧を渡していたと話す。

つまり、3日目には残り10日分兵糧だと説明する。

しかし、伝者が王翦軍から咸陽に到着するまで5日かかっていたため

今、王翦軍は残り5日分の兵糧で戦っている事がわかる。

その状況に文官達は驚愕し焦りを見せ始めるが、

この戦いは厳しいものとわかっていて、人選も準備もしっかりして送り出している

故にあとは戦場にいる者達を信じるだけだ!
と政は一喝する。

だが、伝者からさらに橑陽(りょうよう)の戦場では兵糧が燃やされ

兵糧がほとんど残っていない状況であると言われ、政も驚きを隠せずにいた。

残り少ない兵糧


橑陽の戦いでは、犬戎との戦いが8日経過していて、

壁軍の隊は、犬戎に殲滅され疲労と飢えで壊滅状態となっていた。

そして、壁将軍は山の民より兵糧をもらいにやってくるが、

半分の兵糧だけでもありがたいと話すと、壁はメラ族に殴られてしまう。

山の民は、壁軍のさらに半分の兵糧と戦いが終わった後の食糧探しにより

これまで兵糧を補ってきたのだ。


つまり、山の民も普通に食べていたら今頃兵糧はなくなっていたのである。

兵糧の問題は深刻で山の民の部族同士の争いも目立ってきていて

統率が取れなくなってきていた。

楊端和はこの状況から、残り3日も兵糧は持たないと話し

起死回生の作戦のため、全部族を集めるようバジオウへ指示した。


感想


いつの間にか8日間が過ぎていました。

そして、橑陽の戦いはやはりあまり良くない状況のようです。

さらに壁軍も満身創痍の様子で、まともに犬戎軍と戦えていないように思えます。

今回の話で壁はメラ族に殴られていましたが、これは当然ですね。

壁は今回の大事な戦いにまったくついていけていないですが、

今後壁が挽回できるような展開はあるんでしょうか。

壁は弱いけど、麃公(ひょうこう)将軍が討たれた時に、信を殴って

ちゃんと次へ繋ぐための道を示したりと、良いキャラだったりするので

壁の活躍ももっと見てみたいところですね~

あと、兵糧の話では慎重な王翦がこんな作戦をとるだろうか?

という疑問を昌平君が持っていました。

確かに、そうなんですよね。

王翦は絶対に勝つ戦以外興味がないというくらい

少しでも負ける可能性がある戦いには挑まない人物だったはずです。

ですが、今回その戦いを始めたという事は絶対に何かあると期待しています。


552話予想


キングダム 552話予想考察『壊滅寸前の楊端和軍。天幕の集めた族長達へ何を語るのか?』